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2022.06.08

間接部門の主体性を引き出す定量指標構築ステップ

間接部門において現場社員に主体性を持って行動してほしいと思ったことはありませんか?実際に「自ら考え、行動する間接部門の社員を育てるのが難しい」といったお声をよくいただきます。

間接部門は直接部門と違い、売上に直結する業務が少ないため、目標を売上などの明確な数値指標で示すことが難しく、目指すべきゴールが分かりにくい傾向にあります。

しかし、目指すべきゴールや方向性が曖昧な状態だと、現場のメンバーもどこを目指して何を頑張ればよいのか分からず、与えられた業務をただこなすといった受け身な姿勢になりやすいです。

そして、ゴールが曖昧な状態を放置してしまうと、会社や管理者が間接部門に求めていることと間接部門が頑張る方向性にギャップが生まれてしまいます。

(参考:目標管理のその前に!間接部門の管理者がまず始めにすべきこととは

メンバーの主体性を引き出すために必要なこと

メンバーの主体性を引き出すためには、まずはメンバーに目指すべきゴールや方向性を共有することが重要です。

そして、間接部門は業務の特性上、保守的になりやすい傾向があるので、目指すべきゴールや方向性を日々の業務とリンクした定量的な指標に落とし込むことで、やるべきことや判断の軸が明確になり、主体的に動きやすい環境を構築することが可能です。

(参考:現場を巻き込む業務改善の進め方

また、定量的な指標を作っていくためには、業務における会社への貢献や価値、必要性を「どのような数字で表現することができるのか」という視点を持つことが大切です。

ただ指標を数値で表せばよいのではなく、会社から求められていることや目指す姿に合うように指標を定め、メンバーと共通認識を持つことも重要なポイントです。

定量指標を定めるステップ

定量的な指標を定める際には、まずは会社のビジョンを踏まえ、部署としてのビジョンを明確にしましょう。その上で、ビジョンの実現に向けた達成指標を定めていきます。

定量指標を定めるステップとしては、下記の通りです。

(参考:間接部門の定量化を実現するKPI設定の方法

ステップ0:ビジョンの策定
まずは、会社のビジョンを踏まえて、部署としてのあるべき姿や目指すべき姿を明確にします。

ステップ1:現状の可視化
業務内容やリソースの可視化を行います。部門ごとの業務内容や業務フロー、業務ごとの対応工数を把握することで現状を数字で把握します。

ステップ2:あるべき姿とのギャップ整理
可視化した現状に対してあるべき姿とのギャップを整理し、ビジョンの実現に向けた改善ポイントを明確にします。

ステップ3:ビジョン実現に向けた定量指標策定
現状を可視化し、あるべき姿とのギャップを整理した後は、改善された状態を数字で表現していきます。例えば、生産性の高い間接部門を目指す場合、理想の生産性から算出した時間当たりの適正アウトプット基準を定めます。

間接部門の定量的な指標構築へ

あるべき姿と現状のギャップが整理されることで、目指すべき方向性が明確になります。

そして、会社や管理者、現場メンバーとの間で定量指標という共通言語を持つことで、現場メンバーが主体的に動きやすくなり、また、業務の達成度や成果に対する認識のギャップをなくすことにもつながります。

下記動画資料では、間接部門の主体性を引き出し、目指す方向へ進むための定量指標の考え方・設定についての事例などをより詳しく解説しています。ぜひご活用ください。

動画の閲覧はこちらから

間接部門
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